らくがき帳～「自動扉」の表記

国際興業の場合，現役車では1000番台の平成２年式（～1162），7000番台の平成元年式（～7041）までの車の出入口扉に「自動扉」の表記が装備されました．
現在では，恐らく破損などで交換されて表記が無くなっているものもありますが，今後数年のウチに消滅することも予想されるので，今回は前扉の表記のバリエーションについて把握している範囲で紹介します．

１		まずは，扉の真ん中に表記されているタイプ．文字の間隔が狭いです．（7020 赤羽）
２		上寄りに表記されているタイプで，内側の保護棒に対して均等に表記されています．その関係で文字間隔が広いです．（7035 浦和）
３		「１」と同じ文字間隔のものを保護棒の上あわせで表記されているもの．（7084 西浦和）
４		「１」と同じ文字間隔のものを保護棒の中あわせで表記されているもの．（7008 鳩ヶ谷）
５		文字間隔が「１」と「２」の中間程度となっているもので，保護棒に対して下あわせになっているような感じです．（7039 大宮）
保護棒の位置（間隔）を検証していないので，文字間隔が同じでありながら，見た目が変わってしまうケースも出てくると思います（「５」のケースがそう思わせました）．表記方式が「自」「動」「扉」と別々に貼り付けるのか，「自動扉」と１枚で貼り付けるのかによって変わってくるかもしれません．別々に貼り付ける場合は貼り付ける技術者の個性が出て来ると思われます．１枚ものである場合は，明らかに判るものとしては，文字間隔の広いものと狭いものが存在すると言えるでしょう．あとは，上寄りに貼るか，真ん中に貼るかの違いのようです． ※この件につきましてはNOGUJYU様より「登場当初は表記がなく，あとから文字が表記されたように思う」という情報をいただきました．このことからすれば，表記作業はは各所属営業所にて行われたことになるでしょうから，上記のようにバリエーションが多いのも頷けるような気がします．情報ありがとうございました．

7000番台は冒頭で表記のある車は7041までとありますが，西浦和にいる7041には表記がなく，逆に上記に該当しない7084に表記があります．この２台はずっと同じ所属であることから，この２台で交換した可能性もあります（7084は既に廃車になった車との交換の可能性もありますし，7041の方は新品のガラスに交換している可能性もありますが……）．
（左：7084　右：7041 どちらも西浦和）